畑酒造について

畑酒造のはじまりと喜量能

酒造は、量り売りや、つぼいりと言われる店頭での立ち飲みで賑わう「受け酒屋」が前身の小さな作り酒屋です。

最初に製造を始めたのが「喜量能(きりょうよし)」。
銘柄の由来は、量(はかり)が能(よい)のは喜(うれしい)もの。
古今に変わらぬ酒飲みの心情、そのものを表しています。

代表銘柄大治郎

銘柄の誕生

銘柄「大治郎」は、「米を作る人、売る人、呑む人が互いに顔が見え、語り合える」を心に持ち、4代目が創業時に想いを馳せてできた酒です。

「大治郎」の名前は、創業者の名前でもあります。

手作業で作る

和紙のエチケット

エチケットの文字は、書家としても活動されている法泉寺の住職、増田州明様にお願いいたしました。

地元の福祉施設「あじさい園」で1枚ずつ漉かれた和紙に文字を載せ、一瓶一瓶に手作業で貼り付けて仕上げています。

あじさい園の和紙

大治郎のエチケットには滋賀県内の社会福祉法人、「あじさい園」の和紙を使用しています。

楮(こうぞ)を原料とした「溜め漉き」という方法で1枚づつ、漉いて頂いている和紙です。

手間のかかる、一枚毎に表情の違う和紙を大切に大切に瓶に貼り付けて仕上げています。